スティックの持ち方
マッチドグリップ


グリップは大きくわけて3種類あります。

いろんな言い方がありますが、ここでは小学生もわかりやすいようにそれぞれを
「OKグリップ」、「キツネグリップ」、「アイスクリームグリップ」 にします。
それぞれ利点があるのですが、初心者の方には「OKグリップ」を勧めています。

OKグリップ
キツネグリップ
ソフトクリームグリップ
人さし指と親指でスティックを挟む
親指と中指でスティックを挟む
小指と手のひらでスティックを挟む
注意は、それぞれのグリップに主の指があるのですが
その指は
重要なだけで決してギュッとスティックを握らない事。
あと主の指意外の指も基本的にスティックに触れていること。
指に力が入ると
手首、肘、肩の関節が固まってしまいムチにはほど遠い棒の様なストロークになります。
間隔調整
この手にスティックを持った状態がこちら
間隔調整
このグリップは指を使ったリバウンドの感覚を掴みやすい。
グラッドストーン奏法の練習はこれ。
人さし指にひっかかるため余り大きくはリバウンドしないが
大きく腕を振った場合にはスティックが大きく反り返る。
そのため見た目が大きく叩いているように見える。
サウンドはカチッとした音になる。
このグリップは大きくリバウンドさせる事が出来るので
ダブルストロークに適している。
1番指の力を抜いた状態でスティックがもてるため
シンバルの音量、音質コントロールがしやすい。
リバウンドはするが、大きく腕を振った時に
あまりスティックが反り返らない。
なので動きが地味に見える。
サウンドはフワッとした音の印象になる。
このグリップはリバウンドは余りしない。
小さな腕の振り上げでもスティックが大きく反り返る
のが特徴。
オープンリムショットがかけやすい。
意外に小さい音もコントロールしやすい。
サウンドは大きく腕を振った時にはバンッという音になる。
シンバルのカップ等を叩く時に、あまりカンカンいわせたくない時にも使う。
間隔調整
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実際のプレイヤーでの映像
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ジェフポーカロ シンバル系の手に注目

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ジョジョメイヤー 1:02〜の手に注目
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我が師匠、村石雅行氏 0:10〜の手に注目
間隔調整
間隔調整
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実際の演奏ではどれか一つのグリップでずっと演奏しているわけではなく
その時に必要とされる音を出す時に適したグリップにしているのです。

ジョジョメイヤーの動画はある程度テンポが上がると
OKグリップの方へ変わっていっています。
スピードだけの時はグラッドストーン奏法がやりやすいので
自然とそうなるのです。

プロドラマーは出音が全てなので普段はコントロールがしやすい
キツネグリップでの演奏をしていて
要所要所でグリップを変化させているのです。



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